パソコンは高い買い物なので、「パソコン遅い!酷いものを買ってしまった!!」という失敗は避けたいですよね。
あなたが1mmでもそう思っているなら、パソコンを購入前にCPUについて知っておくべきです。
- もう購入したいモデルはありますか?もしあるなら、そのモデルにはなんという名前のCPUが搭載されていますか?
- まだ購入したいモデルがないなら、パソコンで何をやりたいですか?マルチメディアを積極的に扱う予定はありますか?
これらを考えてみると、あなたにとって最適なCPUが見つかるかもしれません。
CPUについて知っておくべきこと
CPUは(基本的に)交換できない
パソコンに搭載されているCPUは、基本的に交換できないパーツの1つです。
すなわち、購入後に「パソコンが遅いからCPUを交換したい」と思っても、それはまずできません。
言い換えると、パソコン購入前に「あなたがやりたいことに対して、購入したいパソコンが十分な性能を持っているか」しっかり検討した上で購入すべきです。
CPUを交換できるケース
以下の2つの条件を満たす場合には交換可能です。
- CPUを取り外せる
- 物理的にCPUまでアクセスできる
一般に、液晶一体型を除くデスクトップパソコンは、CPUやメモリなど、様々な部品との互換性がありますので、交換できる可能性があります。
一方、ノートパソコンの場合には、
- CPUがマザーボードに固定されている
- そもそも、パソコンを解体するのが難しい
といった理由で交換できないことが多いです。
さらに、CPUは上からクーラーやヒートシンクで固定されているため、正しい方法で取り外さないと壊れてしまいます。
これらを踏まえると、CPUは購入したら交換できないもの、と考えておいたほうが良いです。
性能はデスクトップ向けCPU > ノートパソコン向けCPU
パソコンのCPUは、原則としてデスクトップもノートパソコンも同じ製品シリーズ名です。
例えば、CeleronもPentiumもCoreも、デスクトップ用途のCPUもあれば、ノートパソコン用途のCPUもあります。
同じ時期に発売されたCPUを比較した場合、より性能が高いCPUはデスクトップ向けです。
パソコンで高度なこと、例えば
- 画像編集・イラスト作成・RAW画像の編集
- 音楽制作・DTM・ボーカロイド
- 動画作成・Youtuber・家族動画や鉄道動画の編集など
- PCゲーム
などをやりたいならば、ノートパソコンよりもデスクトップパソコンを選ぶべきです。
CPUは価格と性能がほぼ比例する
これは以下でも述べたとおりです。
パソコン購入時に「できるだけ割安に、お得に」と考えすぎると、単に性能が低くくて安い商品を買ってしまう可能性があります。
良いものを買いたいと思うなら、ある程度の予算(例えば10万円以上)のお金は用意したほうが良いです。
オススメのCPUは?
個人的には、Core i5シリーズ(末尾にUがつく、省電力モデルでもOK)をオススメしておきます。
デスクトップもノートパソコンもCore i5クラスなら、困ることは少ないのではないか、と思います。
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PentiumとかCeleronとか安いモデルは、「安いなりの性能であること」を知っている人向けですね。
10万円を切るような激安価格のパソコンはPentiumやCeleronを搭載しているが、これらはCore i3のさらに下位のCPU。こうしたCPUを搭載するパソコンは、Core i7/i5を搭載するパソコンより処理性能が低く、動作の快適さで大きく劣る。そのことを割り切った上で購入できる人向きだ。パソコンにあまり詳しくない人には薦められない。
まとめ
- CPUは一部のデスクトップパソコンを除けば交換できないパーツの1つ。購入前の選択で十分に検討しよう
- CPUはノートパソコンよりもデスクトップパソコンのほうが性能が高い。特に画像編集・音楽編集・動画編集などマルチメディアを扱うならば、デスクトップパソコンを買ったほうが良い
- 初めてパソコンを買うならば、予算は十分に確保しよう。CPUの性能はほぼ価格と比例する
なお、筆者が保有しているノートパソコンはCore i5が載っていますし、昔パソコン選定を依頼されて購入した商品もやはりCore i5が載っているものでした。
原則交換できないパーツですから、ここはケチれないですよね。
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