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DMM FX / 外為ジャパンを利用する場合に必要なパソコンのスペックは?

FXに必要な性能・スペック




FX取引業者として有名なDMM FXの取引ツール。

実はフル活用するためには高いスペックのパソコンが必要だって知っていました?

この記事では、DMM FXおよび、同じDMM.com証券が運用する外為ジャパンの取引ツールの動作環境を紹介するとともに、同社のサービスでFXを始めたいあなたのために、オススメのパソコンスペックを紹介。

パソコン選びで失敗する前に、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

DMM FX/外為ジャパンの必要動作環境

2018年6月5日現在で、DMM FXおよび外為ジャパンの必要動作環境は以下の通りです。

取引業者取引ツール名CPUメモリ
DMM FX
外為ジャパン
DMM FX PLUS
外為ジャパン PLUS
Intel Core2 Duo
2.93GHz以上
2GB
DMM FX
外為ジャパン
DMM FX STANDARD
外為ジャパン FX Pro
Intel Core2 Duo
1.4GHz以上
2GB
DMM FXプレミアチャート
取引通信簿

※ウェブブラウザが動作すればOK

FXパソコンに必要な性能を考える
筆者が考えるFXパソコンの最低性能はWindows OS、約2.8GHz以上の4コアCPU、4GBのメモリ、1366×768以上の画面解像度、高速なインターネット環境です。本記事では、その理由を紹介します。

DMM FXと外為ジャパンは利用する取引ツールによって求める環境が大きく異なります

DMM FX PLUS(外為ジャパン PLUS)はなぜか要求するCPUのクロック周波数が圧倒的に高く、正直FX用のツールとは思えないほどの水準です。

一方、DMM FX STANDARD(外為ジャパン FX Pro)は、他のFX業者とほぼ同じ程度の動作環境です。

DMM FX PLUSとDMM FX STANDARDの違い

というわけで、気になるのがDMM FX PLUSとDMM FX STANDARDの違いですよね。

いくつか機能面を比較して見ましょう。

なお、筆者は外為ジャパンユーザーなので、スクリーンショットは外為ジャパンの物です。

DMM FX STANDARD(動作の軽いほう)

DMM FX STANDARD(外為ジャパン FX Pro)は、ウェブブラウザで動作するタイプの取引ツールです。

画面の形は固定されており、

  • ウインドウのサイズは1024 × 768
  • 1画面内に表示できるチャートは1つのみ(2つ以上にしたい場合には、別途プレミアチャートを利用)
  • 1画面内に表示できる通貨ペアは4種類のみ
  • 各機能はタブ(もしくはドロップダウンリスト)切り替え

などの特徴を持ちます。

これだけでも十分取引はできます(昔、これで取引していたので)が、同時に表示できるチャートが1つに限られるのはちょっと痛いかなと感じます。

なお、変わったところでは、iPad2以降でも対応しています。

画面の配置が同じなので、PCとiPadで同じ感覚で利用できる点はメリットです。

Mac OSでは動きますか?

動きます。

DMM FX PLUS(動作の重いほう)

DMM FX PLUS(外為ジャパン FX PLUS)もウェブブラウザで動作するタイプの取引ツールです。

画面の形は可変で、

  • ウインドウのサイズは1024 × 768~(配置するチャートに合わせて可変)
  • 1画面内に表示できるチャートは1つ以上~任意の数
  • ポップアップ機能を利用して、マルチディスプレイでの配置を利用可能
  • 作ったレイアウトは保存可能
  • 同時に表示できる通貨ペアは15種類(外為ジャパンの場合。DMM FXでも全通貨ペアを同時に表示可能)

などの特徴を持ちます。

Mac OSでも動きますか?

動くはずですが、筆者環境では試していません。

DMM FX PLUS(外為ジャパン FX PLUS)は、Intel Core2 Duo 2.93GHz以上の動作環境を必要としますが、筆者のMacbook Airはそんなに高性能ではないので笑

DMM FX PLUS(外為ジャパン FX PLUS)を動かせるのはiMacだけですね。

まとめると

DMM FX STANDARD
(外為ジャパン FX Pro)
DMM FX PLUS
(外為ジャパン FX PLUS)
動作軽い重い
マルチディスプレイ対応×
表示できる情報量少ない多い
デイトレーダー向き×
ノートパソコン向き×

DMM FX/外為ジャパンを利用するときのパソコン選定

高機能な「DMM FX PLUS(外為ジャパン FX PLUS)」を使うなら

DMM FX PLUS(外為ジャパン FX PLUS)を使うならば、

  • Windows 10以上
  • デスクトップPC
  • CPU:Core i3以上(Core i5あたりを推奨)
  • メモリ:2GB以上(最低でも4GB以上、できれば8GB以上だと快適)
  • マルチディスプレイ対応のグラフィックボード

といった構成をオススメします。

DMM FX PLUS(外為ジャパン FX PLUS)はマルチディスプレイに対応しますので、グラフィックボードも搭載すると、他画面にチャートを展開できるなど、より本格的な取引環境を構築できます。

ライトなDMM FX STANDARDを使うなら

DMM FX STANDARD(外為ジャパン FX Pro)を使うなら、

  • Windows 10以上
  • デスクトップPC・ノートPC
  • CPU:Core i3以上(core i5の省電力モデル程度ならば快適)
  • メモリ:2GB以上(できれば4GB以上)
  • WXGA (1366 × 768)以上のディスプレイ

を選んでおけば大丈夫です。

プレミアチャートを利用してマルチディスプレイを実現するときは、映像出力端子を使って2台目のディスプレイと接続します。

一般的なデスクトップPC、ノートPCともに、2台の映像出力(ノートの場合はPC本体のディスプレイと合算)は対応していることが多いので、デュアルディスプレイ環境での取引も楽しめます。

まとめ

  • DMM FX PLUS(外為ジャパン PLUS)はなぜか要求するCPUのクロック周波数が圧倒的に高い。このツールを使いたいときは、デスクトップパソコンを用意しよう
  • DMM FX STANDARD(外為ジャパン FX Pro)は一般的なFX取引ツールと同等の環境。デスクトップでもノートパソコンでも利用できる
  • 機能面ではDMM FX PLUS(外為ジャパン PLUS)が上。特にマルチディスプレイを利用した、本格的な取引には欠かせない

個人的なイメージとして、DMM FX(外為ジャパン)の取引ツールはちょっと動作が重いので、非力なパソコンではきついと思っています。

性能に余力のあるCoreシリーズ搭載PCを購入するか、そもそもDMM FX(外為ジャパン)よりもライトに取引できる業者を利用するか、がオススメです。

もし、DMM FXを利用するためのトレーディングパソコン選びに困ったら、パソコン工房のトレーディングモデルなどを検討してみることをオススメします。

パソコン工房のトレーディングパソコン
パソコン工房が販売するトレーディングパソコンは、数あるBTOメーカーのパソコンの中でもっとも株・FXに親和性をもたせて販売されています。液晶やケーブルなど全て一式で購入でき、設置サポート設けられるのが特徴です(1画面モデルを除く)

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