例えば、あなたがFXに興味を持ったとして、FXトレーダーの部屋の写真などを見たら、「うわ!液晶ディスプレイいっぱいあるけど、この人パソコン何台持ってんの!?」って思いますよね。
- もしかして、パソコンいっぱい買わないとFXできないの?
- FXって始めるために、お金かかるんだね・・・
と。
しかし、実際には、FX初心者にとって必要なパソコンの台数は1台です。
彼らは然るべき理由があって、ディスプレイを多くしているのであって、これから始めるあなたが彼らのような取引環境を揃える必要は「まだ」ないのです。
そこで、本記事ではFXに必要なパソコンの台数を紹介。
FXトレーダーがどのように液晶ディスプレイを複数台も設置しているのか、も含め、簡単に紹介します。
FX初心者は1台で十分です
FX経験がなく、これから取引を始める初心者は1台で十分です。
- デスクトップ?
- ノートパソコン?
どちらかといえばデスクトップパソコンのほうが、高性能なのでオススメですが、ノートパソコンでも取引できますよ。
でも、液晶ディスプレイを何台も設置する人いるよね?
通常は、1台のパソコンに対して、最大6台か8台程度の液晶ディスプレイを接続しています。
例えば、液晶ディスプレイを2台接続する程度ならば、ごく普通のパソコンでも簡単に実現できます。
3台か4台を超えてくると、デスクトップパソコンを購入し、専用のグラフィックカードを設置するなどのカスタマイズが必要になります。
少なくとも、液晶ディスプレイ1台に対し、パソコンを1台を買っているわけではありません。
設置してるディスプレイの台数とPCの台数は、必ずしもイコールではない、というわけですね。
パソコン1台 + 液晶ディスプレイ1台でもFXできる?
もちろんできます。
2台以上のパソコンが必要になるケースってある?
あります。
それはFXに慣れ、より高度な取引を始めたくなった場合です。
例えば、
- パソコンの故障や不具合で生じる損失を回避するためのリスク分散したい場合
- 元々古いパソコンを使っているなどで、それ以上ディスプレイを拡張できなくなった場合
- MT4(メタトレーダー4)と呼ばれる自動売買ソフトを利用したくなった場合
このうち、MT4という自動売買ソフトを利用した取引にはコアなファンがいらっしゃいます。
FXは24時間取引が行われていますので、MT4を常に動かしておけば、24時間いつでも収益のチャンスがある、というわけですね。
VPS(仮想専用サーバ)で代用もできる
ただ、パソコンを2台購入すると、それだけ物理スペースを必要としますし、電気代もかかるようになります。
特に、MT4を使った自動売買のために、自宅のパソコンを24時間動かし続けるのはあまり現実的ではありません。
そこで、VPS(仮想専用サーバ)を契約し、そこにリモートデスクトップとMT4の取引環境を構築して利用される方もいらっしゃいます。
VPSを利用すれば、わざわざパソコンを買わずとも、月々の使用料を払う形で新しいパソコンを利用できる、ようなイメージです。
まとめ
- これからFXを始める初心者なら、パソコンは1台で十分
- FXのトレーダーがディスプレイを大量に設定しているのは、1台のパソコンから複数台のディスプレイに表示させているから。決して、ディスプレイの台数分だけパソコンを買っているわけではない
- より高度な取引やリスク対策に関心を持った時、複数台のパソコンを必要とするかも。ただし、現在はVPSを使ったリモートデスクトップも構築できるので、それを契約する手もある
普通に考えて、「FXにパソコン何台必要?」と調べている方には1台で十分です。
実際、取引を始めてみれば、自分に何がどのくらい必要なのかはわかってきますから。
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