デスクトップパソコンはノートパソコン以上の性能と拡張性を持たせることができます。あなたに特別なこだわりがないのでしたら、デスクトップパソコンにてトレーディング環境を構築するのがおすすめです。
トレーディングパソコンを選ぶ場合、一番の焦点はマルチディスプレイ環境の構築になると思います。通常のパソコンは液晶ディスプレイの増設数が限られるため、グラフィックカードを増設して6画面や8画面を実現します。
グラフィックカードの増設は、パソコン本体の物理的な干渉と、搭載する電源容量に注意する必要があります。これらの判別が難しいのであれば、例えばドスパラのRaytrek MDシリーズのように最初から多画面向けにカスタマイズされたモデルを選ぶのがオススメです。
はじめに
FXに適したデスクトップパソコンの一例をご紹介します。
デスクトップパソコンはその性能や拡張性から、FXや株取引などのトレーディング用途に適しています。
でも、どのようなパソコンがトレーディング用途に向いているのかわからないですよね。
そこで、よく分からないなら最初からトレーディング用途に適したパソコンを選ぶのがオススメです。以下で紹介するモデルはパソコンショップ「ドスパラ」が販売する多画面対応モデルです。
ドスパラ Raytrek MDシリーズ
Raytrek MDシリーズ(raytrek MD-4)は最大4画面まで増設できる多画面マルチモニタ対応モデルです。販売サイトにてトレーディング用途向けとは紹介されていませんが、株やFXに適したモデルの1つだと思っていただいて良いです。
標準構成の場合、CPUにCore i3-6100、8GBメモリと120GBのSSDを搭載します。CPUパフォーマンスは、最も高い動作環境を要求するDMM FX/外為ジャパンの発注版プレミアチャートには及ばないものの、他のFX業者を利用するには十分な性能です。
個人的にはSSDの容量が少ない気がします。しかし、トレーディングにSSDの容量は直接関係しないので、そのままで大丈夫です。トレードの記録を付けたり、写真や動画を撮りたい場合には、増設して購入することをオススメします。個人的には250GB程度は欲しいと感じます。
69,980円(+ 税)からと購入しやすいのも特徴です。
標準構成では液晶ディスプレイとディスプレイを支えるモニターアームは付属しません。これらはあなたが選ぶことになります。2017年3月8日現在、液晶ディスプレイを支えるモニターアームは同時購入できませんので後述します。
このうち液晶ディスプレイはRaytrek MD-4と同時購入できます。Raytrek MD-4の映像出力コネクタは
- DVI × 2
- HDMI × 2
- D-sub × 2
をサポートしますので、これらに対応したディスプレイを選びます。基本的には全てのディスプレイが対応していると考えていただいて大丈夫です。
また、インチ数(1インチは2.5cm)は大きいほど大画面になりますが、一方で設置場所も要求することになります。購入前に設置予定場所の長さをはかり、設置可能かどうかチェックすることをオススメいたします。
4台の液晶ディスプレイを設置する場合は
- 2枚2列
- 4枚1列
のいずれかが一般的です。最低でも横2枚を並べて設置できる幅は確保したいところです。
Raytrek MD-4の詳細は販売サイトをご覧ください。クリエーターパソコンから多画面対応PCを選ぶことで詳細を確認できます。
モニターアームの購入も忘れずに
液晶ディスプレイを購入すると、そのディスプレイを支えるための台は付属します。が、例えば2枚2列の配置をする際に、上段側に位置する液晶ディスプレイを支えるためには、付属の台ではなくモニターアームが必要です(4枚1列の場合は購入せずとも設置できます)。
モニターアームはAmazonや楽天などでも購入できます。例えば、
【送料無料】モニターアーム 上下左右4画面 クランプ固定 縦画面にも対応 VESA規格対応 ディスプレイアーム モニタアーム [100-LA011]【サンワダイレクト限定品】
など。
モニターアームは、アーム数とアームの最大長に応じて、設置できるディスプレイの数とサイズが決まります。今回は最大4台の液晶ディスプレイを設置することを前提に話を進めたので、上記リンク先のアームで対応可能です。
ここまでご覧になって、いろいろよく分からなければパソコン工房も多画面モデルも検討してみてください。そちらはすべてセットで販売しており、あなたの手を煩わせません(FXに特化したパソコンってある?その2 -トレーディングパソコンの紹介-)。
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